【 念願の取り替え 】



鋳造炉の上のダクト。


師匠お手製。ガスコンロカバー。



前の工場から持ってきたものをそのままつけたから15年はなるか。


油とタルクと埃でギットギト。


社長(師匠)も家具屋も揚げ物好きだっからなぁ。


どの工場の時もキッチンの隣にあったからね。



4時起き、5時始動で排気カバーのパターンを考える。


円錐台というのかな。難しい。


算数大嫌いなのにこんなことばっかやってる。


何回計算してもパターンを作ってもバッチリいかない。

ええわ、もーやりもって考えよ。



なんとか出来た。


ラテン語刻印「漂えども沈まず」


素敵工場を目指すのだ。諦めない。ネバーギブアップ、シエルちゃん。


レンジフードを買えば済むのだけど


天井から金具を吊るしているのでなるべく軽いものがいいのです。


なんてたってウチの天井ごっそごそで瓦の土が落ちてくるぐらいだから、笑。


格好悪くてもそこは軽い方を選ぶ。なるべく可愛いように細工して。


一番大きな脚立に登って取り替える。


ダクト…重い、しかも高い、怖い。


そしてハウスダストアレルギー。


すでにいろんなところが痒い。




こんな感じになった。


手作り感満載だけど、前よりはスッキリしてると思う。


見せられる工場の為。




使わない時の機械はこんな感じでカバーをしてます。


雨漏り対策と埃対策。





ダクトの排気口も以前は大きな物置で塞がっていたけど城東組さんに撤去しても

らい小さな物置に変えたので排気口カバーも新しく作り変えた。


作業時の工場の温度もだいぶ変わったし、埃の吸い上げも増した。


白く見えるのが鋳造の時に使うタルク(天花粉)の粉です。


これだけ吸い上げてくれてる。



小さな物置に250キロの錫のインゴットを入れたら組み立てて入れた瞬間底が凹んだ、笑。


なので分散してもう1つ買いに行きました。



後少しで工場の改造も終わりそうです。



人に頼まないといけないような大きなもの、動かせないものは


もう持っていたくない。


自分で何とかできるようにサイズダウンして効率よく作業したい。


そして何より可愛くないと気がすまない。



生きてる中で寝る次に一番長い時間を過ごすのだから



ここをしっかり作り込まないと



日常が楽しくねぇとやってても何の意味もねぇ。





ママさんがキッチンにこだわるように



パパさんがガレージをDIYするように



おチビちゃんが秘密基地を作るように



人それぞれ、自分の創作のスペースがいる。



私の場合それが工場だったりアトリエだったり時々キッチンなのだ。


あぁ、肉食べたい。疲れすぎた。



本当にもうDIY終わりにしたい…泣。










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