ではない。でもそうも使えるだろう。
棗daddy 作「真鍮製サンキャッチャー什器」だ。
1ヶ月前にこんな落書きを描いて画像を送りつける。
画伯は思いついたらブレーキが効かない。早朝5時でも送りつける。
すぐに電話がかかってきて「同じようなこと考えてた。作れるよ。」
「あー、皆まで言うな。寸法だけ言うて。」
ま、だいぶ手こずりはった感はあるが双方意見出し合い「良」な方法を採用して3日ほどで出来た。
一番のネックが安定。骨組みが細いのでぐらつき防止に斜めに鎹をつけたいがサンキャッチャーに一番大事な「背景の何もなさ」がダメになるので四隅を三角で補強、底部に後付けで安定金具を設置。
南天とキウイの蔓を絡ませると
無機質だった真鍮骨組みが途端にメルヘンになる。可愛い。思ったとおりだ。
H型になっているので二重にサンキャッチャーをかけられる。
前回は二つの窓にだけ取り付け什器をつけたがちょっと寂しかったので今回は窓辺ももう一つ足した。
アトリエの真ん中にこの什器が来るとすごく迫力がある。
人を「便利」とか言ってはけないが私は「便利」な人が大好きだ。
自分の頭の中の悶々した妄想を理解してくれて、あれこれと治具をこさえて目の前に形として見せてくれる。
制作途中にも壁にぶち当たっても色々考えていい知恵をつけさせてくれる。
私の中では「便利な人」は尊敬と称賛と感謝が含まれた意味合いなので言い方悪いがそこは堪忍しとくれ。
毎度、企画展のたびにえらいもん作らされて可哀想だとは思うが、本人も楽しんでるようなので良し。
ありがとうdaddy。
あとついでだからそこの真鍮棒も曲げてくれる?笑。
設置後、「棗どうするかな?悪戯するかな?」
サンキャッチャーも南天も見慣れてるのか、大きな什器も怖くないようだ。
あんたホント絵になるねぇ。
この部屋で棗が遊んだりくつろいでいる姿を眺めてるだけで幸せになれる。
ここにたくさんサンキャッチャーをかけていきます。
夜のシルエット、外から見た風景もとても綺麗だったのでまたアップしますね。
さて、追い込み。
がんばろ。