【 糸通し 】

雨です。本日も営業してます。雨宿りにどうぞ。
  
母庭の紫陽花がどんどん届いて嬉しい今日この頃。



さて、メルスリー。

次は『糸通し』です。


まずは型押しの真鍮型を切り抜く。

フランスのフェールという革に箔押し装丁するための型の本から模様を選ぶ。

今回は19世紀、帝政様式(ナポレオン、エンパイヤスタイル)


ナポレオンはあっちこっちに喧嘩ふっかけに行ったので、エジプトやギリシャのオリエンタルな芸術がヨーロッパに入ってきた。

ドレスもハイウエストのギリシャ風が有名。奥さん着てはったな。

がっつりヨーロッパロマンティックよりこの時代のスタイルが好きだ。


こんなサイズ。革に型押しするのでやや荒くたい切り方。笑。

小さいのは 1 センチちょっと。


『糸通し』

針の穴に糸を通すのが困難になるお年頃が必ずくる。来た。笑。

この糸通しなるものとっても便利だがひとつ不満がある。


「薄くて軽い」のだ。

  
私の手、脂っ気がひとつもないので薄いと滑って掴めない。

軽すぎてざざっと布を広げたり道具をあちこち寄せたりしてるとうっかり落とす。

落ちても軽いから音もしないので探す探す。

と、いうのが煩わしい。

どのメーカーでも大概この2種類の形である。
多分どれ買っても入ると思います。
  


入れるとこんな感じ。真鍮と革の合わせで作ってる。

ちらっと見えてる糸通し本体をつまんで出し入れする。

入れるときはワイヤーが曲がらないようにちょっと慎重に。

真鍮面にラテン語刻印。いい言葉は見つからなかったのでそのまんま。

【 針の耳 】←針の穴って意味です。


小さい方の型押しは面積が狭いので圧がキツくかかって焦げやすい。

大きい方は模様が長いので圧が均一にかからない。

補助金具をつけて何度も何度も圧のかかる位置と強さと温度を変えて微調整しなければいけない。

革と真鍮の縫い穴が一緒になりずらい。縫い目の間隔がうまく決まらない。

一番サンプルたくさん作ったな。これ。



が、出来上がると大したことないツラしてるのが何となく面白くないな。


まぁ、いい。これで落とすこともなくなった。



よし、次!

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