【 庭の色遊び 】


色とりどり。アトリエができた当初は白一色、青一色と統一しようとした壁庭。


今は色のオンパレードでまとまりがない、笑。

苗屋で見ていると「赤もかわいい」「青も素敵」「こんな緑が綺麗とは」ってなると収集つきません。

ちょっと色遊びしてみましょう。


バフビューティ。 原種に近い芳香のある子。


アプリコット色、和名で言えば「杏色」


花びらは咲き始めと終わりとでは違って褪色していくし一輪の中にグラデーションがあります。


「枯野」「象牙」「梔子」わずかに赤みと黄身を帯びたグラデーションが綺麗。


ピエール・ド・ロンサール。

花端が「中紅色」奥に行くほど白くなる。




山紅葉。アスファルトに埋まった種を10年かけて父が育てた。笑。


芽吹いた頃はもっと黄色くて「嫩江色」モリモリしてくると「若菜色」でも先っちょはほんのり赤色。


秋にはまた違った美しさを見せてくれる。



黄菖蒲は「真黄」

まっききーてやつ。

透き通った黄色。ラクトの象牙を模した筋と花びらの筋がよく似てる。



紫蘭。「赤紫」

ラクトビーズ透明感はないですがここに透明感をプラスしたらこの色かなと思う。



フォールスタッフ。シェイクスピア作品一のどうしようもないならず者の名前をもつ薔薇。


赤は写真を撮るのが難しい。ちゃんと本当の色が出ない(泣)


「赤」ではなく「生臙脂」

蕾はもっと濃い深い茶色味、黒味を帯びた赤ですが




先進むと華やかな紫と光を蓄えた赤になります。朽ちるときにはまた違って見えると思う。



私事ですが


家系の半分は目の不自由な人です。


が、


色は見えど、触れて、香りを。


感覚と経験で花を育て旅に出た人と暮らしてきました。


だから


見えるのなら、触れるのなら、足があるのなら


思う存分に楽しんで表現して愛でたいと思う。





ラクトビーズの染色に100色で限定したこと


「あぁ、ちっとも足りない」と思います。



それでもかなり楽しめます。小さな壁庭と色を見立てた遊び。


みなさんもやってみてください。面白いですよ。


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