【 柘榴石と価値観 】

デイトレーダーのようにモニターではなくラクトのマスを机にいっぱい広げて。


配色見本帖なる首飾りを如何に効率良く作るかを思案中。


在庫を作ってすぐにお渡ししたいと思うが2セットが限界だな。

右手のヤットコを一番強く握る薬指の一関節目がズルムケになる。

ちびちび作らねばいかんな。


気分転換に。ガーネット(柘榴石)の細石ビーズ。

期間中にはネックレスにしようと思っています。


えっとね。クズ石です。笑。「さざれ」と言うのはラフカットした石を研磨しただけの石です。

宝石価値は全くありません。


でもマシンカットしたような決まったシェイプではないのが味です。
美人も同じ顔ばっかり並んでるとつまんないです。


それを素敵と思うか、偽物、低品質と思うかは人それぞれ。


今日ご来店頂いたお客様に


「ここに住んでいて怖いと思いませんか?」と聞かれた。


前にも知人に「コンビニもないところに住むなんて怖くて考えられない」と言われたことがあった。笑。




答えは「否」です。あ、台風とか家の強度は本当に怖いですけど。




ケーブル5分で生駒駅に着きます。30分もかからず大阪にも京都にも奈良にも行けます。


コンビニはあったら体の横幅と体積が増え、財布から小銭が無くなります。


虫?あー虫ね。虫は嫌よ。でも先住民だからさ、同居人さ。

田舎の年寄り?
うん、若い時は煩わしいな。確かに。この街から出たくて仕方なかった時期もあったなぁ。
同じこと何回も言う、それは、同じように何回も答えたらいい。
あの人たちの懐の深さは一緒にいないとわからんわ。


数十年後元気ならば私は確実に同じ軌跡を辿る、笑。



絶景はたまに見るのも良いが毎日見ると更に良いですよ。


物流は?
今はポチッとボタンを押せばなんでも運んでくれる、お慕いしてます運送業の皆様。



寒くない?

うん、寒い。冬はアトリエで死ねる自信がある。でもアラジンとダイキンと灯油があれば生きれる。
友達はみんな暖炉持ってます、笑。私は無理!薪割りなんかしたくないもん。
夏は涼しいです。


などなどね。



そう考えればあまり不便を感じない。



20代、大阪のホテルで毎週末過ごしていた人間が言うのだ。


見せかけのビオトープも作られた鳥の鳴き声も枯れたら運んでくれる植木もいらぬ。


土に風に空に人に触れて


ちび子も年寄りも一緒くたに住むのは楽しいもんさ。(これが一番面倒やけど)


田舎の子は大体、田舎は嫌いだ、でも田舎の子だもん。笑。



お洒落なカフェも、完成されたお店もスタイリッシュなホテルも大好き。
さしてお喋りもせず、気に入ったものを買う、粋な接客、スマートな販売は大好きです。



でもね、それはたまにの癒しと刺激とお勉強です。



好きな曲を流して、好きなパンとスープとサラダを食べながら呑んで吸ってダラダラする。



大体お洒落なカフェは昼から飲めないし、まして喫煙などもってのほかの昨今。
私にしたら昼からの酒とタバコと肴のあては必須なのに。あと、靴脱ぐかな。



そんなことが罷りと通るのはウチだけだからな。




訪れてくれるお客様は「ノスタルジックな街ですね」って言ってくれれます。ありがとうございます。



私には現在進行形にギラギラ野望を叶えられるギトギト、ドロドロした町なのよ。ほほほ。



どうぞ「生駒のお山」へお越しください。



「昭和の忘れ物」みたいな町のしょぼいパーツ屋さんへ。



皆さんがおっしゃる



「今の時代って思えない」「空間」を存分にお楽しみください〜。





未来の「ゆばーば」(←お客様に言われた)がで出来ることはなんでもお作りいたしますよ。






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