本日のお仕立て。


百数十個の中から毒々しい貝を選んで


眼の覚める色合いの補色な天然石をチョイスして


全体のシェイプを台無いしないかつ希少価値のパーツを選んで作った。



「大きさ、重さ、馴染み具合なんて関係ない、好きと気合いでつける」という方のために。


その人が求めてるものはそこじゃない



人と会った時に顔を見るより耳に惹きつけられるイヤリングを欲してはるの知ってるからね。






『お仕立てはもうやりません』と宣言してますが別格様がおります。



「貴方と貴方の大事な空間を『飾るもの』を手の動く限りはお作りいたします」と自分から言った人。


と、感覚で「作った方が喜ぶ」と思った方にだけ作ります。

本心、お仕立ては嫌い、心底大嫌い。


理由を言えば間違いなく炎上するので言わない、笑。

まぁ、この時点で感じ悪いことこの上ないのも承知だ。




でも「お仕立て」のやりとりの工程と結果が大好きな人もいる。


作り手と買い手が同じく

「ん、それなのよ〜」と思い合える方だけに作ればいいと思ってる。





どのようにでも作れる。


数千種類のパーツと20年近くのバックヤードがあるからな。




想像のつくものも、想像のつかないものを



提案すればするほど悩み、しんどくなって見積もりにびっくりする、変更する



こんなの楽しい買い物じゃない。



だから「お仕立て」はしない。

フラッと店がそこにあるから立ち寄った方には



「そこに完成されてあるもの」が好きか、嫌いか、買いたいか、買う価値ないか決めてくれたらいい、と思ってる。




それで満足しない方は



私を信用して任せてくれるまで思ってくれたら、



私もどこまでも付き合う。





お仕立ては


私にとっては貴方のことを知って、最近の惹かれたことを探って、元から好きなもの、私の思う貴方似合うもの、今貴方がハッとするものとか色々織り交ぜて




必死に考えて最後


「もう。あぁ、だから好き！」と言ってもうらうためにするもんだから。





一見さんにはそーとータイミングが合わなければやらない。





作れるものと作りたいものと喜んでもらえるものと


腹の足しになるもの


全部を満足させるのはかなり難しい。





値段付けって大っ嫌い、ふんっ。



書いたらあかんヤツやなぁと思いながら書いてます。


まー、でもさ



chielを知ってる人なんて大した人数とちゃう。笑。問題ないわ。

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