【 風よ!来たれ 】

待望の網戸を作った。かなりな力作。

棗が来てから窓を開けられず換気は上の押し上げ窓のみだった。


しんどい。春の初夏の風を感じなければ山に住んどる意味なし。

鳥の囀りも風の匂いも嗅ぎたいのだ。


木型屋さんに真鍮パイプを均等に並べる治具を作ってもらった。

すんごい使いやすい。

真鍮パイプに穴を開けて横のL字アングルに穴を開けてビス留め。

裏から網を貼る。

よれないように、たわまないように。慎重に。

サンキャッチャー用の金具にアタッチメントを作る。

下にはコの字アングルを作って設置。嵌め込む仕組み。

重たいけど、持てないことない重さ。

風は入る。外の景色も見れる。棗も風を感じて外には出られない。

棗の頭が入らないピッチで真鍮棒の間隔を取っている。

ちょっと自分が檻の中に入ってる感はあるが。笑。


外から見てもあまり違和感を感じない。

格子に遮光カーテンをしているように見える。


棗がどう感じてくれるのかドキドキしたが、分かってないみたい。笑。

取り付けた日は全くわからなくて


次の日、私が外に出た時にここから覗いてた。少し風を感じるかい?お外ってこんなんだよ。


鳥の声も緑の香りも感じてくれたらいいな。



休み返上で下僕二人頑張った。2個目はきっともっと上手く作れると思う。


猫アレルギー持ちの人間と毛玉の共存。どちらも心地良いと思えるように。


時間も金も労力もかかってもさ


「金澤邸に住まう生き物」が「ここがいちばん気持ち良い」と感じることが大切なんだ。



服もご馳走もそんなにいらない。(ちょっとはいる)


毎日当たり前にいる空間が何より極上であるとこが私の理想。


棗Daddy、今回も本当にお疲れ様です。君の脳みそかなりイカしてる。

が、だ、


最後のL字アングルの処理はあかん。あれはあかん。


最後の最後に疲れたDIYのお父さんがやる始末だぞ!


しんどいのに最後の私のダメ出しに口がとんがってた。知ってる。でもそこは許さん。


それ以外は500万点!!!


ありがとう、嬉しい。







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