【 1100個 カシメ 】




今日の母庭の花はねじれ曲がった菊と都忘れ、百日草。



生駒は菊栽培の盛んな地域です。




10年ほど前までは「菊花展」があったぐらい。今はなくなってしまってちょっと寂しい。




朝日とともに仕事を始めて



数十分経つと部屋の中が燃えるように真っ赤になる。毎日の風景。



今日は病院に行ったり、ちやこのご飯を作り溜めたりしたので思うように作業は進まなかったのでキリのいいところまで残業。


色見本帖の台紙のハトメをかしめる作業。100色×11セット=1100個。



地味にしんどい。



花を持ってきた母が「おかーさん、手伝ったろか?」



いや、いい。していらん。かーちゃんが潰れる。そっちのほうが困る。




「押すだけやろ?」



「うん、押すだけだけどね、じわぁーっとかなり力いるのよ。食いしばるから歯にも頭にもくるんだよ。」





もう、手伝ってもらえるものなどない。




ちょいと前までは父や母に溶解炉をつけるのを見てもらったり力仕事を手伝ってもらったり


灯油を運んでもらったりしていたけど。




なまじガタイが良すぎて「自分はまだイケてると思ってる」我が家の昭和の老人は、へなちょこの子供ら(私と姉)より強い。



が、な、もういい。




花持ってきてくれる(母)だけでいいし、キーマカレーつくってくれる(父)だけでいい。



大体な、あんたら雑だからやらせたら後面倒臭いのだ。



あんがと、気持ちだけいつまでたっても重量級の愛だけ受け取っとく。







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