【 石とりとメッキだし 】

4キロ、約1300個ぐらい?のパーツをメッキに出す。
  
全然増えた気はしない。バリ取りとハンダ付けはしんどかったけど。
  
これ、毎月しないとストックが全然できないね…。


4キロって言ってもザル3つ分です。はぁ。
  
研磨機に入れたらパーツの小さい隙間に研磨の石がいっぱい入る。

わかりますかね?黒っぽい石。
色んな形があってそれがパーツの汚れを削り取ってまったりとした真鍮古美色を作ります。
  
大きな丸い石から40年かけて3ミリほどの大きさになった。
これは売ってない。研磨屋さんもメッキ屋さんも持ってない。

だからchielの真鍮古美(アンティークゴールド)は他では作れないのですよ、笑。

原型とこの石がうちの財産です。

隙間に詰まった石をピンバイスで一個一個とる。
なかな取れない。取れないものもある。

1300個チェックする。これをめんどくさいと言わずして、って感じ。
  
師匠の会社の歴史です。
わたしがオギャーと生まれた時からパーツをずっとずっと磨き続けて
小さく小さくなって大きな役割をになってます。  
   
でも、これとるのは大嫌いです。

 
誰かやってくれ。笑。


【 ちやこと菊 】

たぶん、ここに座ってはる時が一番凛々しい。

参道を往き交う人を全員敵とみなして見張る姿。

きゅっと結んだ口元、見つめる鋭い眼差し、天に伸びる青竹のようにスカッと筋の通った背筋。

ばーさんとは思えん。いつでも臨戦体制。


わたし的にはさ、菊とかわゆいちやこを撮りたいのよね。ちょっと違うんだけど…。

母が持ってきた庭の菊に道端の水引と南天。
お客様が褒めてくれました。

暴れ生け流、笑。作法も何もわからないまま。
師匠(姉)の言われるまま「基本三角で、あとはあんたの思いのままに!」

「はいっ」適当に、笑。

土から切り取った命は短い。特に野生のものは。

青い南天もストーブの暖かさで色づきますように。

短い、お山の秋の彩りです。

今日は急いた仕事がひとつ片付いたのでゆっくりしましょ。

また明日からしゃかりきに。笑。