【 文字を刻む 】

「あ」とご注文のお名前を見てニンマリ。

毎年この時期にご注文くださるようになって何度目だろう。もう分からない。
覚えが悪いから。

記念の時を刻めるのは嬉しいこと。いいことならなおさら。

「MARRIGE」の文字にドキドキした。もしかして、もしかして。
当たってたらすんごい嬉しい。

文字を記すのはヒトだけができることだもんね。



初めて刻印したのが「逝ったのではなく先に旅立ったにすぎない」だった。
はじめて自分で守るぞ、と思ったちっちゃい命がなくなった時。

愛しい人の命の限りを宣告された日に刻んだ依頼の言葉は

「あなたは私の中で永遠に生き続ける」だった。あれはきつかったなぁ。
泣きながら刻印した。


いつも小さい頃から、「死」が身近にあってずっと考えてた。

自分が死にかけたからかもしれないし、大好きな人が次々に結構なドラマティックさで先に逝ってしまったこともあるかもしれない。

悲しいことなんだけど、あまりそうは捉えてなくて。

なんだろう。

生きてるならどう生きたいとか、死に様はこうありたいとか、だから今どうするとかを逝った「人」というか「命」に教えてもらったからかなぁ。



私は外の刺激にめっぽう弱い。ブレにブレる性格がほとほと嫌なんだけど。
たぶんそうでないと、刻印は刻めない。

友人が「ブレるのがchielちゃんだから」と言ってくれた。
褒め言葉と思っとこう。

嬉しい時、悲しい時、負けるかと思う時、誰かの幸せを願う時、
幸せだった時を懐かしむ時、これからの未来にワクワクする時、

揺ら揺らするままの私でずっと言葉を刻むんだろーなぁ。

自分に浸って、周りに影響されて、お客さんに共感して深入りしちゃって。笑。



人しか出来ない技を「仕事」としてできるのは幸せだ。
「人が発する言葉」と「記す文字」は私とってはとってもとっても大切なもの。

また、来年どんな言葉を刻ませてもらえるのか楽しみだ。








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