【 プッシュピン 】

言葉の暦のアレンジの続きです。

髑髏のプッシュピン。
何年前に作ったのかな?12年は経ってるな。

並べたいが為に家具屋に作ってもらった棺桶。

本人が入ってしまったのでもう作れない。すごく上手に作ってくれて気に入ってる。

この子に今回お名前をつけた。

「メメント・モリ」ラテン語で「死を思え」です。

メメント・モリの概念は中世ヨーロッパの死生観が始まり。

死を恐れるのではなく、誰もに等しく訪れるもので、備え悔いのないように生き、
先に旅だった者には連想させるモチーフや形見を装飾品に変えて肌身離さず持っていたと言う。

そのほか「永遠に」の言葉も関係するのか髑髏は結婚指輪にもモチーフとして使われていた。

ま、よーするに生も死も一体で、死を考えることはどう生きるかを考えることだっていう観念だな。



そんなわけで「言葉の暦」にピッタリなんだよ。

プッシュピン1個売るためのディスプレイ。笑。

玉座作ってみた。うん、いい。

タイピンの部材で作っているので実はタイピンとしても使える、笑。

パーツのマス底に貼っている蝋引き紙の切れっぱしを残していたのを使ってみた。

私、何でもよくポンポンと捨てる人と言われるが、ちゃんと使うだろうなと思うもんは捨てない。切れっぱしでも。

ただ袋に入れただけじゃ「言葉の暦」を留める道具としてはしょぼいのでこんな風になった。

良いんでない?

ただのプッシュピン1個なんですけどね。



もし暦を買ってくれる人が「言葉」に惹かれたのなら

いつもパーツを入れてるようにマジックで値段を書いて袋に入れただけでは失礼だな、と思ったから。


たかが紙のカレンダー
たかが1個のプッシュピン

どっちも使い捨てのもんだ。

人の価値観でモノの価値も変わる。
出来る範囲、失礼のない相応しい装いで嫁に出そう。

って十数個だけなら思うし、やる。笑。
100個単位になったらやらんけどな。


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