【 冷静と情熱の間 】


読んだことはないが。そんな気分である。別に恋してるわけではない。



ダルマギクでも見て頭冷やそう。まぁ、冷えへんがな。




ラクトの見本帖の修正。




見やすいフォントと見せたいフォントは違う。



明朝体は見やすい、が、嫌いだ。教科書体は字は好きだけど数字の形が嫌いだ。とか。



おさまって欲しいサイズと私のお客様の年齢的に「見える限界」のサイズも違う。



片手に持って一面で見たい。台紙も曲がるのは防ぎたい。


作るなら綺麗に思うように作りたいけど、使いにくかったら意味ないしな。



菊座をつけるかつけないかで悩む。



菊座を付けなくても可愛いが、付けたほうが断然可愛い。



より可愛くなる方のイメージをして欲しい。





が、見本帖だ。





実際アクセサリーに使うわけでないものに100色×数セットも菊座を使うのか?高くなるだけだろ?




でも、マットな金が入ればこの色はこんなに可愛らしくなるんですよ、は全部付けないと分からない。






たとえアクセサリーの材料として使わなくても想像力をイメージするなり、カラーチャートに使うなり、飾るなりの役目がある。




アクセサリーの好きな方と並んでるパーツ自体が好きな方は違う。




うちのお客様はそういう方も多い、笑。眺めてニンマリってやつです。






やればやるほど高くなるから簡易なバージョンも、とも思ったが、そこがなんだか許せない。




買ってもらうにはこなれた金額がよろしいのは分かってるが



手間をどんどん省いてしょうもないものを作るぐらいならやらんほうがマシ。


かといって、暴走してもな。




という、冷静と情熱の間。



恋なんぞ、カケラもないわい。




いや、数ヶ月前に情熱をかけて作ったものだから、今一時のしんどさや損得勘定でオシャカにしたくない。






見本帖を手に取った人が片手に珈琲を持って眺めて、次はこの色にしようかしら?



なんて姿を思い描いたいのだ。





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