【 要るんか?絶対売れよ 】

私は、奴床とメルスリーが売りたかっただけの思い付いた「道具展」

企画展(乗っかかってきた)をしてくれるトリコテさんに「希望のモノ」を聞いたらば

もうそれ、道具展っていうより雑貨店?工具展?




キャッシュトレーとかあんたの店でしか使わんやろ!と思ってる。

お客様にも欲しいものを聞いてもらったけど。あー、あー、そー来るかー。




ふふふ。とりあえず、真鍮と蝋引き紙とは必須なんやな。ってやつだ。

ずーっと考えてる。あるもの、買い足すもの、普通じゃない使い方、普通じゃない作り方。

蝋引き紙も真鍮金具も道具もかわいいものは数多ある。

ウチでしか出来ない、作らないものってどんなんだろうな。

毎日、毎日考えてる。

箔押しの台紙なんて腐るほどある。綺麗なかわいいの。

じゃ、どうしようかね。



元々メルスリーの糸巻きやオーナメントのパーツの原型を使えないかな?

原型を箔押ししてみた。

右端はピューターの鋳造パーツを作るための原型。糸鋸で切り出したもの。

真ん中はピューターを鋳造して樹脂を乗せた完成品。

左のは右の原型に箔押し加工したもの。

あるものを使うことで新しいデザインもできるけど、新しい部材を使うことで+アルファなパーツも出来る。

従来持っている技術で応用できるものもあれば、あと少し何かを足す事で新しい見せ方も出来る。


ずっとずっと頭の中はその事でいっぱい。




業者さんに頼めば綺麗な箔押しは出来るんですが、綺麗な箔押しは要らないんだよね。

擦り切れた、使い古したような風合い。


何も進まない数週間。頭の中はグルグルです。



棗daddyともこれが原因でまーまー劣悪。
手伝ってくれてるのに、「それ言われたくねー。」とか「そこじゃねぇ。それじゃねぇんだよ。」とかが交錯しています。


もう「言われたことだけお手伝いしますから、私何も言いません。」と切られた。笑。


腹の中のカオスと戦う。


材料は買いたくねぇ、手間もかけたくねぇ、しかし、ないもんと甲斐のあるもん、買いたいと思えるもんを作りてぇ。


我儘じゃのぅ。笑。


本日2缶目突破。


ウキウキしたりドキドキしたり、急に凹んで諦めたり、やけっぱちになったり。


五十路女の所業ではないな。不惑の年代らしいぞ、孔子曰く。









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