【バリ取りにこんな大きさはいらない 】


パーツ制作のお手伝いさん用に切り出し小刀を買った。

まずに、ちゃんと確かめて買ったのか?というとことだろう。

いろいろ見て一番小さそうだったんだ。

届いて愕然。

何これ?何でこんなに大っきいの?

右がいつも使っている切り出し小刀。まぁ、この大きさは絶対ない。
何十年使って研いで研いで小さくなったから。

刃の長さと柄の付け根の長さが一番短そうなものを選んだ。はず。

あぁ、分解だ。仕方ない。

柄と刃を分解する。
刃をグラインダーで研ぎサイズを小さく、切っ先を細くする。
銅板を持ちやすいように成形。
槌目をつける。
刻印を打つ。
ラテン語刻印
「物事の始まりはすべて小さい」

あぁ、小さいさ。いっつも小さいもんばっか作ってるよ。見飽きる。


ネジを制作。
銅板をネジ切りする。
セット。
砥石で刃を研ぎ直す。

大分と小さくなりました。手にすっぽりとはいります。
親指のあたるところが丁度刃の終わりになるように。
これがバリ取り小刀の一番大事なところ。
バリ取りは切っ先と刃の中央と根元と三箇所使い分けてするからね。

サイズ感違いすぎる、笑。

銅板の先をちょっぴりくぼませた。

ほーら、ぴったり!

あと4本残ってる。したくない。めんどくさい。


何人か「お手伝いさん希望」とお問い合わせいただいてる。ありがたい。

先日パーツを持って帰ってくれた方に「どうですか?」メールを送ると
「難しいけど頑張ります」って。

「chielのものづくりを担ってると思うと頑張ります!」
「屋台骨希望」


ってメールの最後に…泣。

今朝も何人かお問い合わせがありました。

懐かしい10年前の生徒さんからも。

そんな人たちに使いにくくて可愛くない小刀を使わせたくない。
内職感満載なんて嫌だ。

ちっさいけどうんと可愛くなるもの作ってんだ。
その小さな一つ一つが繋がって繋がってつけたらドキドキ楽しくなる。

見えないところでこうして頑張ろうとしてくれてる人も
その手仕事様が美しく楽しいものであってほしい。

って思ったらやっぱ残り4本作らないとだめなんだろな、笑。

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