【 準備 】

数週間前から工場とアトリエの改造をしてる。

ひとりで動かせないものを全部コマ付き台車を作って移動できるようにとか、ひとつひとつの工具と専用の台を作るとか、このままでは肩が潰れるのでマシになるように高さを変えたりとか…とにかく動線と体が楽なように台や治具をずっと作ってる。

工場がだんだん家具屋のガレージみたいになってきた。

ただ、いつもこんな作業は家具屋がやってくれた。私のサイズで私の動き易いように。

朝モーニングで説明して買い出しに行って1日で作って5時には終わって成果にニンマリしながら酒を飲む。

いつもの日曜だった。

今はひとりだ。

ひとりでホームセンターに行って具材を買って…あーだこーだ考えても失敗しながらひとりで作ってひとりでデキを肴に酒を飲む。

ご満悦でふんぞり帰った姿が隣にないのは寂しいなぁと思う。

で、家具屋ってchiel的にはすんごい便利だったなと思う。

で、10年スパルタを受けたんで何とか工具が使えてよかったと思う。

よもや、鋳物屋の工場に糸鋸盤。笑笑。

こーなったら木工電動工具全部揃えたろか、なんてね。

先日、家具屋に今年の林檎を届けに行った。たった2個。

ひとつは家具屋にあげて、ひとつはその場で食べた。

どーだ、今年のも甘いだろ?

形は悪いけどね、笑。

来年はきっと豊作さ。


【 エプロンと金華山のための】



エプロンも一応できた。金華山のトートはいつになるか分からない。
でもずっと準備は進めてる、つもり。

で、ずーっとトルソーを買うかどうか迷ってた。
トルソーって使わなくなると猛烈に邪魔である。

スカートとか作るからまた買ってもいいかな?思っていたが
ディスプレイトルソーと立体裁断用トルソーはシェイプが違う。

服を作る用のトルソーは私の体型に近いものになる。それはマズイ…。
飾っていいもんでない。笑。

悩むところ数ヶ月。

やめた。邪魔だ。あるもんで作ろ。

お。いい感じ!両面使えるのよー。

まずは柄の部分。

壊れた椅子を再利用。サンダーで塗装をとる。

はい、塗装します。

こーゆう違いになります。好みですね。テカテカ好きorカスカス好き。
私後者です。

意外に手こずった。変に凝ったせいと制作段階の狙いが外れて。
椅子足の端始末のカバー。
ぺったんこなのは可愛くないなと膨らみををつけた。

せっかくだから切り文字入れよーとか思ったのが仇で数時間オーバー。

切り抜き飾り文字はchielのCとaureaのAのモノグラムに唐草を。

Aureaは「金星」「明けの明星」「宵の明星」「黄金色」の意味。
chielのもうひとつの名前です。

ラテン語刻印
「人生は短いされど技術は長し、今を精進」

ラテン語刻印
「心が錆びると才能も錆びる」「小きことに仕事あり。されど栄光は小からず」

足は昔エキセンプレスという工具だったものを分解した。
鋳物のパーツは貴重だから必ず残しておく。

エプロンだけでなく生地もかけれるハンガー。
作ったのはアトリエ作った当初だから10年ほど前かな、笑。

「それがうまくいきますよーに」みたいな刻印を打ってたみたい。


当時、予約制だったので外套をかけてもらうのに作った。

アトリエを作った当時は家もろとも結界を張り巡らせてました。
パーツを売るのすら嫌だったので名前を変えて売ろうとした。笑。

ここが見たいと思ってくれる人以外は入ってこなくていいと思ってた。
(まー、今でもそうだけど)

こんな結界だらけの入りにくい店だけど訪れた人にはゆっくり楽しんで欲しいと思って、ハンガーやスリッパやひざかけ、ミントの香りのタオル、いろいろ模索しましたねー。
して疲れました。笑。でも、やっぱり原点はそこみたいです。

アクセサリーもパーツも大事なんだけど、それを作るための道具やら空間やら
が私の何より大事なもの。

エプロンもお外に行くための金華山のトートもモノづくりに切っても切れないもの。特別に飾ってあげたくなるのです。

今、しなきゃいけない作業を置いてでも、笑。